- 船橋の東照宮-船橋御殿跡と鷹狩船橋市に小さな「東照宮」があります。船橋には江戸時代初期、家康が東金方面で鷹狩を行う際に休憩・宿泊する御殿が作られました。東照宮はその跡地に建立されたものです。
- 江戸の礎を築いた伊奈家-利根川東遷と内川廻し初代関東代官を務めた伊奈忠次の次男、伊奈忠治により、利根川東遷が進められました。忠治が始めた利根川東遷の事業は30年以上にも及びました。利根川東遷により、内川廻しという内陸の河川を経由した水路が確立し、江戸の発展に寄与しました。
- 開国を見守ったたまくす-日米和親条約と横浜横浜開港資料館の中庭に「たまくす」と呼ばれる木があります。ペリー上陸の絵図にも描かれているこの木は、日米和親条約の締結、その後の日米修好通商条約による開港を見続けてきました。開港以降発展していく横浜の町をたまくすは今も見続けています。
- ペリー来航の地-浦賀と与力中島三郎助浦賀は江戸時代を通して、港町として栄えました。ペリー来航時に投錨の地となったのも浦賀。ペリー艦隊との交渉は浦賀奉行所を通して行われました。浦賀奉行所与力、中島三郎助は交渉役として初めてペリー艦隊と接触した日本人の1人です。
- 江戸時代酪農の発祥の地-嶺岡牧千葉県南房総市に「酪農のさと」という牧場があります。酪農のさとは日本酪農の発祥の地といわれています。江戸時代白牛酪という乳製品を作り江戸の町に販売されました。
- 徳川家の繁栄と衰退を見つめた城-二条城の歴史二条城は家康によって慶長年間に築かれた城です。対朝廷の儀式などに利用され、寛永期にはさらなる改修がなされました。幕末には大政奉還の発表が行われたことで有名です。二条城内には、慶長期、寛永期の普請の名残を見ることができます。